①毎日の健康チェック
(1)いつも通り元気がありますか
(2)食欲はいつも通りありますか
(3)飲水の量は多すぎはしませんか、少なすぎてもいませんか
(4)良い排便はありますか、下痢はしていませんか、便秘ではありませんか
(5)便の色に変化はありませんか、血液は混じっていませんか
(6)良い排尿はありますか、回数が増えていませんか
(7)尿の色に変化はありませんか、濁っていませんか、血液は混じっていませんか
(8)嘔吐することが多くありませんか
(9)咳やくしゃみをしませんか
(10)目ヤニや、涙の出すぎはありませんか
(11)皮膚や耳を痒がりませんか、ノミはいませんか
(12)口臭はありませんか、歯石はついていませんか、歯肉の色はきれいですか
(13)急激な体重の変化はありませんか
(14)歩き方は普通ですか、疲れやすくありませんか
(15)身体に傷はありませんか身体を痛がりませんか、身体にしこりはありませんか
②動物たちにかわって
(1)動物たちは、言葉が話せません。病院にも1人では来れません。おかしいと思ったら早めにご相談ください。動物たちにかわって、症状を出来るだけ詳しくお聞かせください。動物たちにも人間同様に病気の早期発見・早期治療が必要です。
(2)動物たちは、どんな治療を受けるのか、自分ではわかりません。動物たちにかわって、病気の内容、治療方法、薬の作用・副作用、食事の変更など、わからないことはお気軽におたずね下さい。
③フィラリアの予防を行いましょう
フィラリア(犬糸状虫)は蚊によって伝播し、心臓や肺動脈に寄生します。寄生すると重度の障害を起こす恐ろしい病気です。蚊のいる季節(5月~11月)に予防をすればフィラリアに感染することが防げます。最近、猫にもフィラリアが寄生し突然死の原因の一つであることが分かってきています。これからは猫にもフィラリア予防が必要になると思われます。
④予防接種を必ず受けましょう
致死率が高く、伝染力の強い病気は、治療が困難です。年一回の予防接種をすることで、それらの伝染病から動物たちを守ることが出来ます。特に幼齢動物、高齢動物は免疫力が弱いため、特に注意が必要です。
⑤定期的に健康診断を受けましょう
動物の寿命が延びるとともに、腫瘍、心臓病、腎臓病など人間同様に成人病が増えています。早期発見のため定期的な健康診断をお勧め致します。(期間は獣医師にご相談ください)